近内悠太さんの書籍 NewsPicksパブリッシング
司法書士にとって身近な贈与についての書籍です。
民法第549条
贈与は、当事者の一方がある財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる。
簡単に言えば、あげると言われた人がもらうと返事をすれば成立する契約です。
私たちは、市場において、財やサービスを提供して、対価(お金)を受け取ります。
しかしながら、財やサービスを提供して対価を得ないということもたくさんあります。これ即ち贈与なわけですが、よくわからないことも多いので考えてみようという内容です。
「お金で買えないものとは何だろうか」「ギブアンドテイク」「サンタクロース」「贈与は呪いに成り得る」などをテーマに、ウィトゲンシュタイン、トマス・クーン、メンデレーエフ、アルベール・カミュ、マイケル・サンデルその他、もうやめてというくらい難しい人たちは出てくるのですが、映画や漫画や昔話なんかもたくさん引用・紹介してくれてわかりやすく書いてくれています。
とてもおもしろくて、一気に読み進めてしまいました。
難しいことを難しく書いてある本はたくさんありますが、難しいことをわかりやすく書いてある本を私は好きなんだなと改めて認識しました。
道徳・倫理・規範・善悪などについて考えさせてくれるめちゃくちゃ良い本だと思いまして、紹介させていただきました。
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